タイにおける母語・継承語としての日本語教育研究会

Japanese Mother Tongue and Heritage Language Education and Research Association of Thailand (JMHERAT)

バンコク支部

2016年1月ワークショップのご報告

2016年1月31日に行われた、ワークショップの報告をします。今回は、前回8月に行われたワークショップと同じテーマで行いましたが、前回よりもしっかり話をする時間を設けたこともあり、参加者同士活発に意見が交わせたのではないでしょうか。今回も前回同様…

2015年11月勉強会のご報告

日 時:2015年11月7日 場 所:学習空間ノア(NOAH)会議室 参加者:9人 テーマ:【家庭内共通語について】 ・第六回勉強会の感想の共有 ・「トランスランゲージング」の紹介 ・育児アルバムの実践から 紹介資料:「考えることばを育むことばの教育−メタ認知を…

2015年9月勉強会のご報告

日 時:2015年9月19日 場 所:学習空間ノア(NOAH)会議室 参加者:6人 テーマ:家庭内共通言語は必要か?2015年9月19日に行われた第六回勉強会は、「家庭内の状況」に着目し「家庭内言語・共通語」について考えてみよう、というテーマのもとに行われました。…

2015年6月勉強会のご報告

大変遅くなってしまい、申し訳ございません。 以下、6月に行われた第4回勉強会の報告です。日時:2015年6月6日(土曜日) 午前9時30分〜12時 場所:学習空間NOAH 会議室 参加者:10人 内容:タイで育った当事者の話を聞く第4回勉強会は勉強会参…

2015年2月勉強会のご報告

第2回勉強会議事録 日時: 2015年2月14日(土)9:30~12:30 場所: J-Education ジャスミンシティビル27階会議室 参加者:深澤先生・父A・父K・父S・中川(大学院生) トピック:1 母語とは? 2 家族の中での日本人としての立場 3 父親と子どもの関係 4 勉強…

2015年1月勉強会のご案内

セミナーとは別に勉強会を開催します。参加は自由です。 どなたでもご自由にご参加ください。日程:2015年1月10日(土曜) 時間:9時半〜12時 会場:JEDUCATION スクンビット23入口、ジャスミン・シティービル27階 (入口で身分を証明するものが必要です) …

2014年度第2回勉強会(於:明治大学アセアンセンター) 2014-08-10

みつめよう子どもの姿、考えよう子どもの現実 −複言語、複文化を生きる子の思い− 雅子(仮名)さんの経験を聞く 昨年から 3名の複言語・複文化を生きる子どもたちの思いをブログに掲載してきました。その中から先週まで報告してきた雅子さんにおいでいただき…

ダブルを生きる私

複言語・複文化を生きる親と子の思い −経験を語る、経験を聞く− 子の思い(雅子さん-仮名)第3回報告(最終回)タイで育った雅子さん(仮名)の話‐母になって語る子としての思い 第3回報告 【ダブルを生きる私】 第2回報告では【努力したから日本語が話せる…

努力して身に付けた日本語

複言語・複文化を生きる親と子の思い −経験を語る、経験を聞く− 子の思い(雅子さん-仮名)第2回報告タイで育った雅子さん(仮名)の話‐母になって語る子としての思い 第2回報告 【努力して身に付けた日本語】 第1回報告では【名前を変えたかった私】と題し…

名前を変えたかった私

複言語・複文化を生きる親と子の思い −経験を語る、経験を聞く− 子の思い(雅子さん-仮名)第1回報告タイで育った雅子さん(仮名)の話‐母になって語る子としての思い 雅子さんは現在44歳。タイ人の父、日本人の母のもとタイで生まれタイで育ちました。両親…

ことばは私の未来を切り開く

複言語・複文化を生きる親と子の思い −経験を語る、経験を聞く− 子の思い(マリさん)第3回報告(最終回)日本で育った子どもの話‐マリさん 第3回報告 【マリさんとことば−ことばは私の未来を切り開く】 第2回報告では【自分が切り拓いた新しい世界】と題し…

自分が切り拓いた新しい世界

複言語・複文化を生きる親と子の思い −経験を語る、経験を聞く− 子の思い(マリさん)第2回報告日本で育った子どもの話‐マリさん 第2回報告 【自分が切り拓いた新しい世界】 第1回報告では【マリさんの辛かった子ども時代】と題し、マリさんの小学校、中学校…

辛かった子ども時代

複言語・複文化を生きる親と子の思い −経験を語る、経験を聞く− 子の思い(マリさん)第1回報告日本で育った子どもの話‐マリさん マリさんは現在28歳、お父さんが日本、お母さんがタイの方です。日本で生まれ、日本で育ちました。小中高と日本の公立校に通い…

何人(なにじん)かは問題じゃない、僕は僕 ―神様がくれたメリット―

複言語・複文化を生きる親と子の思い −経験を語る、経験を聞く− 子の思い(Kさん)第3回報告(最終回)タイで育った子どもの話‐Kさん 第3回報告 【Kさんとアイデンティティ】 最終報告、第3回報告ではKさんの自分意識(アイデンティティ)を巡るストーリ…

大変だったのはタイ語

複言語・複文化を生きる親と子の思い −経験を語る、経験を聞く− 子の思い(Kさん)第2回報告タイで育った子どもの話‐Kさん 第1回報告では【Kさんと日本語を巡るストーリー:幼少期から中学まで】を紹介しました。第2回報告では、日本人学校から英語コース…

日本語はお父さんと話すためのことばだった

複言語・複文化を生きる親と子の思い −経験を語る、経験を聞く− 子の思い(Kさん)第1回報告タイで育った子どもの話−日本人学校に通ったKさん Kさんは現在28歳。日本人の父、タイ人の母のもとタイで生まれタイで育ちました。家族は、弟と妹の5人家族です…

勉強会 2013-07-14

複言語・複文化を生きる親と子の思い −経験を語る、経験を聞く− 7月14日 ご自身が国際結婚のお子さんであるマリさん(父:日本人、母:タイ人)からのお話を伺いました。 生まれも育ちも日本のマリさんは、日本語環境の中で、ほとんどタイ語に触れること…

勉強会 2013-05-19

複言語・複文化を生きる親と子の思い −経験を語る、経験を聞く− 5月19日 ご自身が国際結婚のお子さんであるKさん(お父様が日本人、お母様がタイ人)からのお話を伺いました。 バンコク生まれ、バンコク育ちのKさんは、日本人幼稚園から日本人学校へと…

国籍は権利 −陳天璽さんの経験を聞く−

陳天璽(CHEN Tien-shi)さんを囲んで 無国籍の経験を持つ、国立民族学博物館准教授の陳天璽さんが来タイされた、2月10日と11日、そして4月25日に座談会を開きその経験を伺いました。 陳さんは、台湾国籍だったため日本が中華人民共和国との国交を樹立したこ…

第一回勉強会 2012-02-05 (更新)

勉強会では複数の言語・文化の間を移動しながら成長する子どもの問題を具体的事例から考えます。今回報告された事例は5歳の国際結婚児とインターナショナル校に通う子どもたちの例。− 参加者の感想 −参加者感想1 子どもにとっての「移動」の意味を初めて考…

2011-10-22 第3回お父さんの会

”お父さんの会”運営委員の櫻井です。 先日10/22(土)にJMHERAT運営委員の江坂さん宅で“お父さんの会”メンバーの 家族とその他知り合いの方々も呼んで、ささやかなパーティを執り行いました。 目的は「ハーフの子供たちでコミュニケーションを図る」です。 3家…

第1回お父さんの会

“お父さんの会”運営委員の櫻井です。 先日7/23にお父さんの会をスクムビット24の中華料理屋“養生堂”で行いました。 参加者はJMHERATの運営メンバーの池原さん、嶋田さん、櫻井のほか、池原さんのご友人の方2名も参加頂きました。 それぞれの子供の年齢はバラ…

バンコク第4回月例勉強会のご案内

この勉強会はテキスト・中島和子『バイリンガル教育の方法−12歳までに親と教師ができること』に準拠し皆で勉強をしようと考えています。 日時 2008年6月7日(土) 10:00−12:00 会場 国際交流基金バンコク日本文化センター日本語部(ソイ・アソーク サミット…

バンコク第3回月例勉強会のご案内

テーマ: 中島和子『バイリンガル教育の方法−12歳までに親と教師ができること』 第8章との関連で、漢字教育について考える。 内容 発表と質疑応答 日時 2008年4月5日(土) 10:00−12:00 会場 日本人会本館会議室 ※参加される方は事前にレジュメをダウンロード…

バンコク第3回月例勉強会のご報告

バンコク第3回月例勉強会を行いました。テーマ: 中島和子『バイリンガル教育の方法−12歳までに親と教師ができること』 第8章との関連で、漢字教育について考える。 報告書はこちらから

バンコク第2回月例勉強会のご報告

バンコク第2回月例勉強会を行いました。テーマ: 家庭で育てるバイリンガル「ことばの使い分け」と「二言語の干渉」 参考文献: 中島和子『バイリンガル教育の方法−12歳までに親と教師ができること』第4章 報告書はこちらから

バンコク第1回月例勉強会のご報告

バンコク 第1回月例勉強会を行いました。テーマ: バイリンガルや母語について考える 〜タイでトライリンガル教育を行うインター校とカナダの事例を比較しながら〜 参考文献: 中島和子『バイリンガル教育の方法−12歳までに親と教師ができること』第1−3章 報…