タイにおける母語・継承語としての日本語教育研究会

Japanese Mother Tongue and Heritage Language Education and Research Association of Thailand (JMHERAT)

第10回セミナーのご案内 (終了)

みつめよう子どもの姿、考えよう子どもの現実

 『ある国際結婚家庭の子どもたちの成長―Sさん家族の29年』
  ―3人の子どもたちの事例から考える―  第2弾

 生きる力としてのことばの力をどう育てるか?

6月セミナーで、タイで育ったSさん家族の子どもたちの29年の成長過程を紹介しました。日本人学校に通い、家庭教師をつけ、親は熱心に子どもの日本語教育に取り組んできたはずなのに、日系高校に進学できなかったのはなぜか。家では英語を使っていたのに、英語力不足が仕事上の障害になったのはなぜか。いったい、何が問題だったのか。問題はことばだったのか。複数の言語と文化で育つ子どものことばの問題を、「生きる力」の視点から参加者と一緒に考えます。

 事例提供者:松井育美(大学非常勤講師:日本語教育
 ファシリテーター:JMHERAT運営委員

*Sさん家族は日本人の父親とタイ以外のアジア圏出身の母親と3人の子どもたちの5人家族です。子どもたちは全員タイで生れ10代後半までタイで育ちました。現在はタイを離れ母親の母国で暮らしています。セミナーでは、まず最初にこの家族の子どもたちの歴史を10年来の付き合いのある松井さんから報告していただきます。

*6月セミナーの内容についてはこちらの報告をご覧ください。

開催要項

テーマ 『ある国際結婚家庭の子どもたちの成長―Sさん家族の29年』
―3人の子どもたちの事例から考える― 第2弾
事例提供者 松井育美(大学非常勤講師:日本語教育
日時 2014年11月23日(日) 13:00−16:00 受付開始12:30
会場 明治大学アセアンセンター(シーナカリン・ウィロート大学構内)
02-169-1019 02-169-1020
http://www.meiji.ac.jp/cip/aseancenter/center/map.html
対象 保護者、教師、子どもの成長と教育に関心のある全ての方
定員 30名
参加費 50バーツ
申込み・問合せ JMHERAT[@]gmail.com ※送信には[ ]を外して下さい。

 
当日スケジュール(予定)
 12:30 受付開始
 13:00 事例報告/質疑応答
 13:30 生きる力としてのことばの力とは?
 14:30 休憩
 14:40 生きる力としてのことばの力をどう育てるか
 15:40 まとめ
 16:00 終了